平成22年6月27日の日記、就職活動の一環で公務員採用試験を受けた話(その6)、もはや選んでる場合じゃない
平成22年6月27日の日記
加筆修正:令和元年5月12日
実家に帰った理由は、地元公共団体の採用試験を受験するためである。
2010年当時は史上最凶政権のおかげで日本経済は停滞の一途をたどり、就職戦線においても、民間企業も公共機関もえり好みせず、とにかく節操なくあっちこっちの採用試験に申し込んでいるのである。
この地方公務員の採用試験は、独自日程の「東京都」と「東京特別区」を除いては一番最初に受験日がやってくる。
先週の国家公務員一般職採用試験と同様に、世間の公務員試験受験者は皆受験すると思って過言ではない。
みな、第一志望・第二志望の気持ちで受けに来る。
しかしながら、各自治体の採用枠は3ケタにはならない。狭き門である。
一応、民間内定者の記念受験組・民間の滑り止め程度の受験組がいることもあるが、彼らは、公務員を本気で志望している人間からすると敵ではない。
本当の敵は、本気で公務員を狙う受験者層である。
本気でかからなければ、勝算はない。
実家はいいぞ、試験場まで専用車で送迎付である。
もっとも、試験会場最寄りの駅が、一時間に1本という田舎テイスト満点なので、私を含めた多くの受験生が自家用車で会場入りしていたようである。
もっとも、受験票や募集要項を見る限りは自家用車で来るなって書いてあるには、書いてある。
その割には、職員数名を動員して交通整理にあたっていた。
ここら辺は、暗黙の了解かな。
絶対禁止にすると会場へのアクセスが非常に悪い、かと言って許可出し…