仕事のイライラ話、根回しは大事だよ

もう半年以上も前の話だから相手も忘れているに違いないが、反面教師として記録しておこう。
表題にもあるとおり、根回しは必要だよ、という話である。
年末年始にかけて短期間でまとめる仕事があって、それについては同じ班内の同僚も数週間ほど前の班会議のころから、やらなきゃいけない、だとか、これは毎年やるやつだから来年度以降も在籍する職員にも覚えておいてほしい、だとか言い出しており、存在自体はわかっていたわけ。
この時点で、何ヶ月も先の人事異動で自分は異動になるから、という異動風を吹かせまくっており、感じ悪いなあ、と思っていたのは事実である。
だいたい異動風吹かせはじめると、これ決めるのは来年もいる人で……、この研修(説明会)は来年度にかかわることだから受講(出席)する人は来年度もいる人で……、などと言い始まって、班内の決定事項や面倒ごとから逃げるようになる人が多いんだよ、うちの会社。
で、この同僚は逃げ始めたくせに、業務遂行には細かいことまで口を出し、班長ではないのに班長気取りの状態になっており、私の、感じ悪いなあ、という感情に拍車をかけていた。
(なお、班長気取りはこの同僚のほかにもう一人いたのだが、これはまた別枠である。)
その、感じ悪いなあ、という印象を強く持っいた状態で勤務を続けていたのだが、年明け早々の班会議で、同僚は突然に発言を求め、
「この業務は毎年やらなければいけない業務なので、私と、(ペアを組んで業務に当たる)Xさんと、○○君とでやります。」
○○君ってのが私なのだけれども、私が同僚らとその業務に当たるってはなし、班会議やる前には一切聞かされておらず、唐突に班員すべてがいるところで言い出したわけだ。
そりゃほかの班員はやんなくていいんだから文句は言わないだろうけれど、私は私で、私の通常業務を継続した上で新たな業務に当たらなければならなくなる。
そこのところの業務の適正配分ってのを考えるのが班長の仕事になるのだろうけれど、当時の班長は仕事しないで業務時間中寝ている人間だったから、業務の適正配分なんて考えずに同僚の提案を承諾してしまった。
なんにも話を聞かされておらず非常に面白くなかったので、私は反論する気も起きず、かといって同意する気もなかったので、その班会議では一切発言をしなかった。
(発言しない人がいる会議なんてやる必要あるのか、ということは別の話題である。)
なお、私が通常業務に手一杯になっていたため(手一杯であることを半ば装ったため)、結局のところ、私はその業務に一切タッチすることなく業務が終了した。

班会議の前に一言、この業務に参加してほしい、ほかの班員には班会議で伝えてほかの班員からの業務が回らないよう配慮を求めるから、とか言ってくれていれば、通常業務を整理して業務に参加していただろう。
そう考えると、最初の根回しの必要性を、根回しされる側の気持ちとして実感したところであった。



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