仕事のイライラ話、役職者は役職者の役割を果たさないと平社員(一番下の)は疲れるだけ

役職者に対する平社員のもんもんではあるが、暇つぶしに読んでくだされ。
表題にもあるとおり、役職者は役職者の仕事をしろよ、ということ。
昨年度のことだからつい最近の話になるのだが、班長がこれまたひどい人だった。

端的に言って、仕事をしない。
業務時間中に寝る。
業務配分が機械的、下手。
(そのわりには、業務時間5分前には着席するよう執拗な指示を繰り返してきた。
定時前出勤を指示しているのだから、超過勤務の対象となるのだが、そこには一切の言及がなかった。
労働基準法違反も甚だしいが、これは今回の議題ではないので省略する。)

こんなんだから、
部下の自主性が育つ!
部下が自ら考え行動するようになり主体的に仕事をするようになる!

……なんて部下の成長を評価するのであれば、
それは、その成長する部下が班長の代わりのようになって班内を仕切りだす惨事から目を背けているだけである。
組織なんだから、平社員(下)がいて、平社員(中)がいて、平社員(上)がいて、主任がいて、っていうふうに明確な序列というか、それぞれのポストに合わせた業務、期待される役割ってものがある。
主任ポストにいる者が班長の代わりのように業務に当たるのであれば、それはそれでうまくいくだろう。
だが、平社員(上)が仕切りだしたら、それも2名以上の平社員(上)が仕切りだしたら、仕切られる側からすると非常につらいものがあった。

なにせ、(当たり前だが)、平社員(上)から主任への業務指示は出しづらいようで、直接主任職への指示は出していなかった。
そのかわり、主任職とペアになって事務案件を遂行していた私(平社員(中))に対して、主任職に言いたいことを言ってくるようになったのだ。
すなわち、
「主任の稟議書、ちゃんと見てから回覧している?ここ間違ってるんだけど。」
これが繰り返されることになる。
直接言えよ、っていえないのがつらい。
何せ相手は、平社員(上)で、私は平社員(中)。

そして、これが2人になるとさらに大変なことになる。

平社員(上)A「主任の稟議書、ちゃんと見てから回覧している?ここ間違ってるんだけど。」
私「すみません、なおします。」
…………
(私「主任、これ間違ってるって。間違ってるって言うけど、100cmって書かなきゃいけないところを、1Mって書いただけだから間違いじゃないと思うんですけど。」)
(主任「間違ってるって言うんだから直してやったらいいばい、適当に直しとけ。」)
(私「じゃあ、適当に直して、稟議再開させます。」)
…………
私「直しました、確認お願いします。」
平社員(上)A「今度から気をつけて。」
数分後
平社員(上)B「主任の稟議書、ちゃんと見てから回覧している?ここ間違ってるんだけど。」
平社員(上)A「え、どこ間違ってる? わたし見たときには問題なかったと思うんですけど。」
平社員(上)B「ほら、ここは、こうじゃないの?」
平社員(上)A「でも、これはこうなんだから、この書き方で問題ないと思うんですけど。」
平社員(上)B「たしかに、通常だったらそうでかまわないんだけど、ただ今回の事例だと、これがこうだから、……100cmって書くんじゃなくて、1000mmって書かないとだめだよ。」
平社員(上)A「あ、そうか、じゃあ、やりなおし。」
これを目の前でやられたらうるさくてたまったものじゃない。
最終的に稟議書を私の机においてそれぞれの席に戻っていく、それ主任職の案件なんだけど。

ほんと、ひとつの班に船頭は一人でいいよ。
そしてその船頭は、船頭の役割を期待される班長が果たすべきなんだけど。
業務時間中、寝てるし!!


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