平成22年4月16日の日記
加筆修正:平成30年7月22日
毎度お騒がせ、京王電鉄バスがついにやってくれた。
ノンストップ臨時便大量増発の影で路線途中のバス停における大量積み残し発生だ。
学期始めの異常な多客をさばくべく、駅と学校の間に、ノンストップの臨時便を大量増発する。
ただし、増発するのは、ノンストップ便だけ。
よって、比較的学校に近い位置に住んでいる学生が学校に行こうと路線途中のバス停から乗ろうとしても、来るバス来るバス全部が通過するノンストップ便、酷いときには、各バス停に止まる定期便の定時間隔の間に6台位走っていったりするからすさまじい。
京王電鉄バスは、途中のバス停の学生をほとんど完全無視しているありさまである。
そうやって無視して、途中のバス停からの学生は10分間隔の定期便に乗ることになるのだが、その定期便がほぼ満車でやってくるのである。
電車で最寄り駅に到着する大量の学生を、電車よりはるかに定員の少ないバスで学校まで輸送しなければならないので、大量に臨時便を出さざるを得ないのは理解できる。
だが残念ながら、その大量の学生は臨時便だけに乗ってくれるわけではない。
途中のバス停から大勢の学生が乗車する各バス停に停車する定期便にも大量に乗車することになるのだ。
よって、途中のバス停から乗車する学生はバスに乗れなくなる。
俗に言う、積み残しだ。
この日、私は、別段学校の授業の用事があるわけではなかったが1限出勤を敢行していた。
本来は2限からだったが、その時間は、朝の時間帯と比べて臨時便の増発が少なくバスが極めて混雑することがわかりきっているので早めの出勤を心がけたのだ。
図書館で読書でもしていれば時間は華麗に過ぎてくれる。
バス停へ行ってみると、20名近くが列をなしている。
バスの間隔はおおよそ10分間隔なので、一般的に考えれば、10分間に20名が並んだと解釈できる。
しかし、多客期の路線バスだ。
10分間に20人が一気に並ぶ、と言うより、いくつか前のバスから延々数名ずつの積み残しを発生させて、その累積が20名近くの列になったのだろう。
そう考えたほうが自然だ。
数学上、10分で10人が集まり5人しか乗れなければ、10分間で5人の列が出来、それが4回続けば20人の列にはなる。
数学で計り知れないのが学生の真理で、皆授業開始時刻を狙ってバスに乗ろうとするから、ちょうどいい時間帯には10分で15人の学生が集まっていたかもしれない。
どんな理由にせよ、私が乗る予定のバス停には20名の列が完成している。
これはいつまで経ってもバスに乗れないだろうと判断し、即座に、一つ上流のバス停に行く事を思いつき移動する。
移動の最中にも、2台ほどのノンストップ臨時便とすれ違うがどれも満員である。
(学生も運転士もご苦労様だ、この混雑、2週間耐えれば後は楽になるよ、どうせみんなサボりだすんだから……。)
一つ上流まで到着する。
このバス停は学生が住む低価格アパート群の地域では無く、価格層が若干高めなアパートやマンションや通常の一戸建てが立地する地域であり、学生はほとんど並んでいない。
数分待って、バスは定時の時刻から3分前後の遅れで到着した。
遅延や早通は京王電鉄バスの十八番である。この3分遅れだって、1本前の13分遅れの可能性だってある。これくらいでガタガタ言っているとこっちの神経が参っちゃう。
到着したバスは満員だが、乗車するのは自分だけ、無理押し入れば難なく入れる。
現にこの日も乗車に成功しバスは発車した。
さて、このギュウギュウ詰めの満員バスが20名以上の並ぶ一つ下流のバス停に向う。
確実に乗れない、誰一人乗れない。
そんな状況でバスの運転士はどういった対応をするのか、見物である。
下流のバス停、すなわち私がいつも乗車するバス停に到着。
車内は満員なので、乗車扉に圧力がかかっている。
なにせ私のほとんど全体重がドアにかかった状態なのだから。
この状態で開扉操作を行っても開きっこない。
運転士、どう対処するか……。
「満員でーす、乗れませーん、通過しまーす。」
車外スピーカーでそうアナウンスして、華麗に通過しました。
あら、完全に通過ですか。
これは予想外、ドア扱いぐらいはするかと思っていましたが。
このバスが通過すると言うことは、バス停の学生は、また10分後のバスを待つこととなり、そしてその間も列は増えるでしょうから、どうするんですかね、京王電鉄バスは。
さすがに、止まるはずのバス停を通過したのですから、バスの運転士は信号で止まった隙に業務無線でバス停の状況を営業所に通知していました。
おそらく、連絡を受けた営業所は各バス停に止まる臨時便を出したのでしょう。
こうなる前に各バス停に止まる臨時便も出せよって話だよな、これ。
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