平成22年3月2日の日記、連続きっぷを組めないと拒否されたけれど実は組めるものだった、と言う話

平成22年3月2日の日記
加筆修正:平成30年1月2日

「錯誤による無効」と言って良いのか分からないけれど、旅客輸送約款上購入できる乗車券を注文したものの、駅員が「できません」と売ってくれなかった話である。
旅客と旅客鉄道会社との間に発生した旅客輸送契約の錯誤を理由とした無効事案、となるのか、私とJRとの契約に関して無効だということになるのか。

今回の事件は、
「学生割引を適用した101キロ以上の乗車券」と
「学生割引を適用できない100キロ未満の乗車券」を
連続きっぷとできるか否かが焦点。
連続きっぷとは、
乗車券:A駅→C駅経由→B駅
乗車券:B駅→C駅経由→D駅
という区間が連続し一部区間がバッティングする組み合わせの券車券を同時に発売し、有効期間を通算してくれる切符のこと。

今回は、3月2日を使用開始日として、
乗車券:郡山駅→(新幹線・大宮・埼京・武蔵野・南武・中央東)→高尾(学割適用可)(3日間有効)
乗車券:高尾→(中央東・東海道)→大井町(学割適用不可)(1日間有効、途中下車不可)
をセットに連続をセッティングした。きっぷは、3月2日から有効期間4日間となる。

これを、郡山駅のみどりの窓口で注文したところ、窓口の女性駅員は「学割の乗車券と学割じゃない乗車券は連続に出来ない」として、両者を別々に発券した。
しかも、経路間違えて、最初から作り直し。
(武蔵野線・南武線・中央線経由で注文したのに分倍河原経由を失念して発券してくれた……)
作り直したうえで、さらに連続は出来ないと言い張る。
3月2日から3日間の、乗車券:郡山→高尾 と、
3月2日から1日間の、乗車券:高尾→大井町 を、発券し販売する。
1枚目はこれから使うのだから今日の日付に違いは無いが、2枚目の乗車券を発券するのに使用日を確認しないで今日の日付にしたのは、この時点でそもそも要素の錯誤になるよね。
新幹線の時間が迫っていたので、別に文句を言わずに改札を入る。

新幹線車内では、いつも通り睡眠での移動である。

新幹線で大宮に到着、大宮で途中下車する。
有人改札で途中下車を申し出たら「機械をお通しください。」
自動改札機で途中下車が出来るのかどうか、半信半疑で通したらきちんときっぷが出てきた。
自動改札って意外とハイテクなんだね。

みどりの窓口に向い、
「学生割引を適用した101キロ以上の乗車券」と
「学生割引を適用できない100キロ未満の乗車券」を
連続きっぷとできるか否かを問い合わせる。
「郡山→新幹線・大宮・埼京・武蔵野・南武・中央東→高尾」
「高尾→中央線・東海道線→大井町」
うえの経路に学割を適用し、下の経路には適用しないで、両者を連続に出来るか、と。

「少々お待ちください」
窓口のお姉ちゃんは奥に引っ込む。
なかなか出てこない……、出てきた。「発券することが出来ます。」とのこと。
「これ郡山で購入したら、できないと言われて、別々の乗車券になったんだけど、いまさら連続に組みなおすってことは出来ないよね。」
と、相談してみると、
「少々お待ちください」
再び奥に引っ込んだ。
そして待たされる……

しばらくたって係員が出てきた。
「お待たせしました。ご迷惑をおかけしました、こちらでお作り直しいたします。」とのこと。
意外とJRも融通効くのね。

もっとも、この場合、融通うんぬん以前に、旅客が契約無効を主張できる恐れがあるから、切符の作り直しをしてくれたのだろう。
無効の主張は恐ろしい。場合によっては原状回復で発駅への無賃送還だって、屁理屈こねれば可能かもしれない。
旅客輸送規約を知らないのでどうなっているかは分からないけれど。

ちなみに、この日は埼京線が遅延。
武蔵浦和で、先行する各駅停車に通勤快速が追い付く。
各駅停車が発車し、そのあとを追いかける形で通勤快速が走る。
通勤快速は、さぞ駅間停車を繰り返したことだろう……

ちなみに、大宮駅で連続きっぷに組み替えてもらった乗車券だが、2枚目の乗車券の乗車券:高尾→大井町は、使用せずに払戻しとなった。
結局使わずじまい。
ただ、面白い現象が発生することとなった。
すなわち、乗車券:郡山→高尾 と、乗車券:高尾→大井町 を、合わせて有効期間4日となるのだが、後者の乗車券を「前者使用済み」として払戻しすると、前者の有効期間に影響することがない。
そうすると、有効期間2日間の乗車券に、有効期間4日間の乗車券をくっつけて連続きっぷとして仕立て上げ、有効期間6日の契約をした上で、前者のきっぷを5日間楽しんだ後に、後者の乗車券を払い戻せば、面白いことになるよね。
本来2日間しか楽しめない乗車券を有効期間5日として遊べるんだから。

(間違っていたらごめんね。)

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